メロディーロードとは
アスファルト及びコンクリート舗装路面横断方向に音楽における各音階ごとに決められる一定の溝間隔と音符による音の長さ、溝の切削幅による音の強弱を規則的に配列し、車両等がその溝を通過する際に発生するタイヤと舗装の切れ目との接触による音やタイヤと路面によって発生する空気の破裂音や溝を通過する際に起きる微振動を車両の車内や外部においてメロディーとして感じることができる道路です。
どんな形をしているの?(道路形状)
距離 L の間に等間隔に切り込んだ溝を n 本設置して1音階となります。法定速度に合わせて施工することができます。
どうやって作るの?(作業方法)
- まずアスファルト舗装道路に切断する位置に印をつけます。
- アスファルト切断機を使用して印に合わせて1本1本切断します。
- 切断が終了した全体はこのように見えます。
- 赤線の右と左とでは間隔が変化してここで音が変わります。
- 溝の間隔は溝の中心から中心までです。
どこが良いの?(実施場条件)
施工場所 | 急激な速度の変化を生じない場所。 |
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路面状況 | アスファルト舗装(改質Ⅱ)コンクリート舗装道路が理想的です。 |
周辺環境 | 恒常的に人の少ない場所、周辺住民の理解の得られる場所。 |
規模 | 設計される曲の演奏時間を取れる場所。 |
音量 | 通常車両走行音45dB~90dBまで調整が可能です。 |
維持管理 | グルーピング施工と同じで、特にありません。 |
音楽の種類 | 一般の音楽であれば、ほぼ可能です。 |