メロディーロードの使用方法

安全対策

注意の喚起 長距離ドライブに使用される道路にメロディーロードを施工する事により、
運転者に注意を喚起し、眠気や退屈感を防止する効果があります。
運転速度の抑制 交通規制により制限された速度で設計することにより、聞きなれた速さの
メロディー感覚で走行することとなり、車両運転速度の抑制になる。
車両速度の制御 高速道路の進入路など、加速車線や減速車線で変化する速度に合わせた施工
をすることにより適当な加速、減速感覚が得られる。
危険箇所の接近予告 危険なカーブや交差点、中央分離帯等の路上障害物の接近予告や
事故多発場所等の接近、歩行者や動物の横断箇所などを、発生する音の
特性を持たせることにより各々予告できます。
錯覚走行の防止 緩やかな連続する坂などで発生する道路勾配の誤認による速度の
変化をメロディーロードを用いることにより錯覚だけでは得られない安定した
速度感覚がえられる。
路面効果 雨天時の路面排水効果や制動効果がある。

地域観光資源としての利用

観光資源        地域に所以のある作曲家、作詞家の曲の利用により観光資源となる。
地域に関係する曲の利用により地域PRになる。
観光地などの手前に施工することにより観光客の観光感動の抑揚につながる。

実施場条件

施工場所 急激な速度の変化を生じない場所。
路面状況 アスファルト舗装(改質Ⅱ)コンクリート舗装道路が理想的です。
周辺環境 恒常的に人の少ない場所、周辺住民の理解の得られる場所。
規模 設計される曲の演奏時間を取れる場所。
音量 通常車両走行音45dB~90dBまで調整が可能です。
維持管理 グルーピング施工と同じで、特にありません。
音楽の種類 一般の音楽であれば、ほぼ可能です。